以下は別のブログですでにご紹介した動画とその記事ですが、このようなご時世だからこそ何度でも視聴し、自らの頭で考えていただきたいと思い、再度こちらでもご紹介させていただきます。

ナレーション抜粋
(東京大空襲後の焼け野原の映像を背景に)
〜イギリスの衛生大臣がうらやましがりそうなチャンスがわが国にも訪れています。新しい時代にふさわしい新しい形の都を作り出すための絶好のチャンス。どこの国も望んで得られない絶好のチャンス。この千載一遇の好機会をむなしく見送ってしまうようだったら、私たち日本人は今度こそ本当に救われがたい劣等民族だと世界中の物笑いの種にならなくてはならないでしょう〜

〜私たちの都市計画はそんな時代遅れなブルジョア的な都市を作り出すことであってはなりません〜

友愛の都へ‥現在の日本の都市は‥封建時代の城下町が‥いわば封建都市のなごりです‥外国の都市は‥その封建制の殻を脱ぎだしました‥この広場は‥けして王様や特権階級者の専有物ではなくて、すべての都民が民主主義的的に利用することができ‥日本の都会には‥友愛の雰囲気がありません〜

〜広場は多く特権階級の私有物で‥民主的でもなく文化的でもなかったこと。ここに日本都市の悲劇があり‥新しい東京都はもっともっと民主的な広場を増やし、友愛の精神に満ちあふれた都にしなくてはなりません〜

欧米の都では‥こうした国々では墓場さえもが楽しいところになっていて‥(日本の場合は)墓場は陰にこもって物凄く、ご先祖との対面は無常を教えるお経のメロディに寂しく悲しいものにされる‥儒教や仏教の思想を土台とした日本の封建主義は健全な快楽を追う努力をすらいちがいに罪悪として排斥しました。民主主義東京の建設にはこの奪われた楽しさをもう一度私たち都民の手に取り戻すことを‥東京は焼けたのをきっかけに世界で最初の太陽のある都にできないでしょうか?〜

ここにひとつの動画がある。これは、終戦直後の1946年に東京都都市計画課が作成した『二十年後の東京』という宣伝ビデオだ。

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注目していただきたいのは、東京大空襲後の焼け跡の映像に重なるようにして「新しい形の都を作り出す絶好のチャンス」というナレーションが流れることである。

いうまでもなく東京大空襲は罪のない子供をふくむ10万人が業火に焼かれ、想像を絶する苦しみの中、尊い命を奪われた日本史上、最大の悲劇のひとつである。それを、そのわずか1年後に、しかもその悲劇の当事者であるはずの日本人が「絶好のチャンス」と呼ぶ神経はいったいどこからくるのだろうか?

そればかりではない。ナレーションには「封建的」「ブルジョア」「特権階級」「民主主義的」「文化的」「友愛」「欧米では」といった左翼用語が耳障りなほど繰り返し登場する。またそれまでの日本人の生活スタイルに対しては、それがいかに後進的で非民主的、固陋なものであったかをやり玉にあげると同時にしつようかつ徹底的に糾弾している。

これはいったいどのようないきさつでつくられたビデオなのか? とりわけ気になるのはこれを作成した人々とそれを認可した人々の思想的背景だ。

その詳しいいきさつは私にはわからない。だが、ここで思い出されるのは、日本各地が空襲に見舞われる中、鈴木貫太郎・首相秘書官として「終戦処理案」をまとめ、ソ連の和平仲介による早期講和を主張した松谷誠陸軍大佐が残したとされるメモだ。

メモには「日本が戦争を継続する目的とは何か? それは戦後日本が共産主義国家として生まれ変わる為にもっと焼け野原になることが目的なのである」という言葉が記されてあるという。

これはよくいわれるように、松谷が当時日本の知識人層の間に浸透していたとされるいわゆる敗戦革命論の支持者であった証拠なのだろうか?

そのあたりをうんぬんする知識は私にはない。しかしすくなくともこのビデオにはそうした敗戦革命論者の影が色濃く見て取れる。ということは、これは当時の東京都庁内部にも敗戦革命論の支持者、もしくは共産主義者たちが一定程度紛れ込んでいたことを示すものではないのか? いくらGHQからの指示があったとはいえ、ここまであからさまに「革命」を礼賛するビデオを作るにはやはりそれなりの土壌をもつ人々の協力がなければ難しいだろう。

これがほのめかすように、戦後の日本を牛耳った層はいったいどのような思想的背景の持ち主であったのか? そして戦後の日本は彼らによってどのような方向へと動かされて来たのか? さらに21世紀の現在、この日本社会を本当に牛耳っているのはいったいどのような人たちなのか?

偶然の積み重なりのようにみえるこの社会の動きの背後にある「隠れた潮流」に対して、私たちはもっと注意深くあるべきではないのだろうか。

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One thought on “【まじキチ!】帝都壊滅を喜ぶ売国宣伝ビデオと東京都に巣食っていた敗戦革命論者たち”

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