「満州は中国ではない」海外の人が作成した日本擁護動画が正論すぎてびっくり

おすすめ

The Politically Incorrect Truth About Japan in World War II Part I
第二次世界大戦における日本に関する「政治的に公正でない」真実

今回取り上げるのは、YouTube上にアップされていた日本侵略者説に反駁する動画です。シベリア出兵や山東還付などを切り口に、満州事変が日本の侵略的行動であったとする従来の常識を覆す事実が淡々と綴られています。ちなみにサイトをのぞいてみたかぎり、動画主は日本人ではなさそうです。以下、その内容とコメントを翻訳してご紹介いたします。

 

【以下、動画の要約】

満州が自分たちのものだという中国の主張は馬鹿げている。それは独立革命後のアメリカがイギリスとアイルランドも自分たちの領土だと主張するようなものだ。

誰もが、東アジアの戦争は日本が引き起こしたと考えている。

それは本当だろうか?

それを知るため、まずは過去の日本の行動パターンがどういったものだったかをみてみよう。

最初はシベリア出兵だ。

ロシア革命後、日本は他の列強とともにシベリアに出兵した。

日本はソ連赤軍を追い払い、シベリアを事実上統治していた。にも関わらず日本軍は作戦完了後、荷物をまとめてさっさと引き上げてしまった。

次は青島だ。

中国山東省の青島はドイツの租借地だったが第一次世界大戦の際、日本が占領した。日本にはドイツの権益を受け継ぐ当然の権利があったがパリ講和会議の後、中国の返還要求を容れてただちに返還した(山東還付)。

多くの国は一度占領した土地を手放すことはほとんどない。だが、日本はそうしなかった。

ここからもわかるように日本はいわれるほど侵略的な国ではなかった。

さて、問題は満州事変である。

満州事変は関東軍が引きおこしたとされる。その背景には語るべきさまざまなことがあるが、それよりなによりここでもっとも重要なのは満州は中国の一部ではないということだ。

満州はもともと満州族の土地である。

その昔ヌルハチが国を建て、その孫たちが中国を占領した。それが清朝だ。

清朝末期、孫文らの革命派は満州族支配からの独立をめざしてたちあがった。それは漢民族による民族独立革命だった。

ところが革命後、孫文らはその領土を漢民族本来の版図に限定することなく清朝時代にそうであった満州、さらにはモンゴルやウイグル、チベットまでも自分たちの領土だと主張し占領した。

これは馬鹿げている。これはアメリカが独立した際、イギリスとアイルランドもアメリカの領土だと主張するようなものだ。

ここからもわかるように満州と中国の関係はすでに清算されたものであり、両者の間にはなんの関係もなかった。したがって日本がそこで何をしようと中国がそれに口出しする権利はなかったはずだ。

満州事変で日本がやったことは、満州を満州族の地にもどしたことだ。

日本は満州国を作り、満州族の正統な継承者である溥儀をその皇帝にすえただけだった。

日本が満州国を作った裏にはもうひとつの理由もある。

清朝時代、満州は封禁の地とされ、漢民族の入植は禁止されていた。しかし、清朝崩壊前後から漢民族の入植者が増加し、やがてそこから漢民族の軍閥が生まれてきた。

辛亥革命後も彼らが満州を支配していた。しかも彼らは中華民国への服従を誓っていた。これは日本にとってやっかいなことだった。

さらにそこにソ連の共産主義が浸透してきた。

日本がそれに危機感を抱くのは当然だった。

要するに日本が満州国をつくったのは、それを共産主義に対する防波堤とするためでもあったのだ。

多くの人は1931年、日本が「中国」を侵略することで、あの戦争がはじまったのだという。

しかし日本はその当時「中国」を侵略したわけではない。満州の地を満州族に返還してやっただけだ。

そもそも中国には満州に口出しする権利はない。

なのに中国はあたかも日本が「中国」を侵略したかのように世界中に嘘をまき散らしてきたのだ。

その後、何が起こったのかについては次回に話そう。

 

こちらもご覧下さい→革命の美名に隠れ領土拡張を図った革命詐欺師・孫文

 

【以下コメント】

●そういうけど、日本はシベリアからなかなか撤兵しなかったんじゃないか? 他国はそれを見て、日本の野心を疑っていたんだぞ。

 

●日本軍は野蛮で血に飢えた異教徒だった。君主制度はたしかにベストな政治形態だけど、聖書に基づかない政府はどんなものであれだめだよ。

 

●たしかにアメリカは一度足を踏み入れたら撤退しないよな。アメリカ大陸からはじまり、グアム、沖縄、韓国、ドイツ、イタリアという具合に…。あいつらなんだかんだ理由をでっちあげて居座ろうとするんだ。

 

●僕はこう理解している。日本は1865年頃まではイギリスとアメリカの支援を受けていた。ところが日本は中国と満州を侵略した。そのことが後援者ーつまりイギリスとアメリカだーを怒らせてしまったんだ。ちょうどサダム・フセインがクエートに侵攻したときと同じようにね。その後、アメリカとイギリスは自らが育てた日本という怪物を抑えるためあわてて経済制裁を課した。日本が真珠湾を攻撃したのはそのためだ。

 

●素晴らしい動画だ!

 

●最初に断っておくが、僕は日本が好きだ。もう8年ここに住んでいる。そんな国をどうして嫌いになれようか。だけど歴史の事実に関しては別だ。単純化していうけど、日本は植民地争奪戦に100年遅れて参入したんだよ。19世紀だったらそのような行為は誰も非難しなかっただろう。だけど植民地時代は第一次世界大戦を最後に事実上、終了した。もちろん一部の国はまだ植民地を保有していたけど、実際はもう終焉しつつあったんだよ。

(管理人注:「一部の国はまだ植民地を保有していたけど」と言っていますが、一部どころか、ほとんどの国がそうだったと思いますが…。それにアメリカはその後も堂々と南米を侵略してますが…? それも「一部」の例外的な出来事だったとでもいうんでしょうかね?)

もう少し、君の言い分を検証してみよう。君は中国には満州を領有する権利はないと言ったよね。じゃあ日本はどうなんだ?

満州国が日本の傀儡国であったことはよく知られている。満州国皇帝だった溥儀は関東軍の言いなりだったし、建前はいちおう満州人が大臣だったが、実権を握っていたのは日本人の副大臣だった。つまり中国やロシアがそうだったように日本もまた満州に対して特別な権利などなかったということだよ。

満州国の暮らしについてはまあ悪くなかっただろう。といっても日本人の友人がいたらの話だけどね。でもまあたしかに産業は急速に発展していたし、学校も建てられた。経済も活況を呈していた。

ではなんの問題もなかったのか? 日本の資料によると1000万人の中国人が奴隷労働に駆り出されたという。2007年のジャパンタイムズの記事によると、関東軍は資金不足をまかなうため麻薬取引に手を染めていたという。それというまでもないことだけど、その残虐性においてナチスの強制収容所にも匹敵する七三一部隊によるおぞましい犯罪行為も忘れちゃあいけない。

そこでたずねたいんだけど、当時日本の影響下にあった満州人たちがみな幸せだったと君は信じているのかい?

繰り返しになるが僕は日本を愛している。日本人の大多数は戦争には反対しているし、日本という国自体、他の多くの国にとって模範となる国だ。だからといって歴史の事実は変えられないんだよ。+1

 

●同じような動画をドイツ帝国を題材につくってくれないか?

 

●素晴らしい!こういうのをずっと知りたかったんだよ。

 

●アメリカと日本の戦争は避けられなかったように思う。ちょうどローマとカルタゴ、イギリスとフランスがそうだったようにね。同じ地域にふたつの大国が併存することはできないんだよ。なのでどちらか一方の国だけを責めるのは不公平だよ。責めるならむしろ歴史そのものだと思うな。

 

●(日本人)君の言っていることはほぼ正しい。

中国が満州に執着する裏には、中国の民族主義がある。もともと辛亥革命は満州族支配への抵抗運動だった。

ところが、革命が成功した後、政権を取った国民党は突然、満州人も中国人だと言い出した。そうして漢、満、蒙、蔵、回の各民族の合同を謳った五族共和をスローガンに掲げたんだ。

もちろん満州族は漢民族と一緒になることは望まなかったけど、当時すでに満州を実質的に支配していた漢民族の実力者は中国と一緒になる方を選んだ。

だから満州国は日本人が勝手につくったというより、満州人と協力してつくった国といった方が正確かもしれない

また1929年、国民党はソ連と同盟を結んだ。そしてソ連のスターリンは、共産主義を隠れ蓑にアジアを占領しようとしていた。ちょうど一昔前西洋諸国がキリスト教を隠れ蓑に世界中を植民地にしたようにね。

もし満州がソ連に奪われたら次は朝鮮だった。そしてそうなったら最後、日本はその脇腹に剣を突きつけられることになっただろう。

日本が満州国をつくった背景にはこういうことがあったんだよ。+1


(動画主)国民党は蒋介石が左派を粛正する以前から、つまり孫文時代からソ連の支援を受けていたし、その影響下にあった。また日本がソ連を警戒したのには十分な理由がある。ソ連は1921年にモンゴルを支配下に置き、1934年には新疆に侵入した。さらに彼らはエージェントを送り込み、世界各国で革命の機会をうかがっていた。

第二次世界大戦で日本が敗北するとそれまで日本によって押さえつけられていた共産主義が勢いを取り戻し、それによって東アジアはたちまち共産主義に席巻されたんだ(それは一部の日本人が敗戦前に予測していたことでもあった)。+2

 

●(日本人)柳条湖事件については私もいろいろ言いたい事はあるが、単純化していえばあなたの言う通りだ。

あの事件を誰が仕掛けたかは別にして間違いなくいえるのは、満州は日本のものだったし、中国のものではなかったということだ。

ここで重要なのは当時、中国が共産主義国になってしまうことを日本が危惧していたということだ。もしそうなったら日本は大きな脅威にさらされる。それだけはなんとしても避けなければならなかった。

この件にアメリカがどう関わっていたのか、次回、あなたが切り込んでくれるのを楽しみにしている。近衛首相と日本の外交官がハル国務長官とその手下どもにしてやられたことに僕は怒りを覚える。彼らは受け入れる事の困難な要求を日本に突きつけてきた。

アメリカは中立国だなんていっていたけど、とんだ食わせ者だったんだよ。+3


(動画主)今回はそこまで詳しく説明する事はできなかったけど、まさに君のいう通りだ。近衛首相は平和を望み、ルーズベルトとの直接会談も要求していたが、ルーズベルトはそれを頭から拒否した。また日本以上にアメリカ国民は戦争など望んでいなかった。だけどアメリカ政府にはまた別の考えがあったんだよ。+2

 

●良い動画をありがとう。中国共産党のロビー活動は近年ますます活発になっているから気をつけないと。


まったくその通りだ。戦時中の日本に関することの10のうち9まではでっちあげだ。それは中国共産党の支配を正当化するための政治プロパガンダだよ。

僕が懸念しているのは「カナダとアジアの関係」という科目だ。その教科書があまりにも中国よりなんだよ。いわゆる「帝国主義者」って奴だが、白人も日本人も同様に否定的に描かれているんだ。

まあ驚くほどのことじゃあないよ。彼らの教科書ではほとんど全員が「帝国主義者」になっちまうんだ。

 

●君は真実を言っている。


ありがとう。

 


 

驚くほど深い洞察に満ちた動画ですね。世界的な規模で戦勝国史観の嘘が暴かれつつあるように感じます。この世界はまだ捨てたものじゃないようです。

続編はこちら→「盧溝橋事件は中国共産党がしかけた!」海外の人が作成した日本擁護動画が正論すぎてびっくり パート2

 

コメント

  1. ああ より:

    今、満州民族の人口は約1千万です。

    1942年の時点で約4千万人でしたが…。

    爆発的に人口を増やしたチャイナにおいて、少数民族は迫害され、婚姻の自由さえ奪われ、消滅の危機にあります。

    戦後のチャイナ経済を支えたのは、日本が作り上げた満州国の資産であったのは有名な話です。

  2. 匿名 より:

    この作者のツイートを見ると、フォロワーの中に作者と同じmonarchist(君主制主義者)で知ってる人がいた!その別の人は「南京虐殺の嘘」をツイートしてましたよ。全部本当の事を知ってる。アメリカの愛国者でもあるみたい。monarchistと自称してる人達に要注目かも。

  3. 匿名 より:

    もう戦争から70年だから,旧満州国の人たちは85歳以上,
    現在の人たちは自分たちを満州族ではなく,いわゆる中国人だと思っているじゃなかろうか。
    満州族は消滅したわけだ。まぁその方が幸せかもしれないが。

    東トルキスタンやチベット人も避妊手術されたり結婚や言語を制限され,中国人の移住も進んで,消滅するのかもしれない。
    こちらは民族浄化もいいところだが,口だけ非難する国はあっても介入はされない。
    悲しい世界。

  4. 名無し より:

    こう言う発言を日本人がしても右翼とか歴史改竄で終わるけど、日本人以外がすれば議論になるんだよね。
    日本が正しいだと困るのは中国や韓国だけじゃ無いって事なんだよね。

  5. 匿名 より:

    良いネタを発見してきましたね
    重要な視点だと思う

タイトルとURLをコピーしました