米国が中国の脅威に対抗するため「危機委員会」を設置したというニュースが飛び込んできました。
しかし‥。
これを徹底するには、当然ながら正しい歴史認識が不可欠になります。過去を正しく知らなければ未来への正しい戦略など導き出せないからです。
一方、官民挙げて歴史を正しく認識しようとする努力は、南京虐殺の真実や戦前米国の対中、対日政策の過ちといった「歴史の嘘」もあぶり出さないではおかないでしょう。それは戦後、米国が主張してきた「正しい歴史認識」なるものが真っ赤な嘘であったことが米国民と世界中の人々の間に明らかになるということでもあります。
ここからもわかるように、中国に敵対するということは米国にとってはパンドラの箱を開けるのにも等しいきわめて危険な行為です。
このジレンマに対し、米国はどこまで本気で向き合うつもりなのでしょうか? またそれに対抗する中国サイドもおそらく米国側のそうしたジレンマを巧みに突いてくることでしょう。
いずれにせよ今後、歴史戦は新たな段階に入るといえそうです。
こちらもオススメ!↓

漫画 日中戦争は中国共産党が仕掛けた謀略だった!

漫画 日中戦争は中国共産党が仕掛けた謀略だった!