歴史戦の目的は?

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危機に瀕する日本

わが国はいま大きな危機にさらされています。いやもっと端的に国難といった方がよいでしょう。しかもそれは鎌倉時代の元寇や江戸末期の黒船来航、さらには先の大東亜戦争にまさるとも劣らない歴史的な、そして未曾有の国難になるおそれがあります。

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国難とはいったい何でしょうか? はっきり言います。日本の消滅ですーー。

「いったい何馬鹿なことをいっているんだ」と言うひともいるかもしれません。しかし、私は大まじめです。大まじめだからこそ、今こうしてこの文章を書いているのです。

ここでいう日本の消滅には日本人という民族の物理的あるいは生物学的な消滅ももちろん含まれます。けれど、私がここでとくに警鐘を鳴らしたいのは文化的、精神的な意味でのそれです。もう少し具体的にいえば、倫理道徳をはじめとする日本的なものの考え方の消滅ということです。

もっとも、こういうとなんだそんなことかおおげさな、というひともいるでしょう。しかしこれはけっして「そんなこと」でも、「おおげさなこと」でもありません。この日本という国にとって、いや後で触れますがこの世界にとってもその命運を決するようなきわめて重要かつ深刻な問題なのです。

実際、日本人の倫理道徳がすでに地に堕ちていることは多くを語らずともいまの日本社会をみればわかるはずです。きりがないので、ここではいちいち具体例を挙げませんが、その一端を知るには新聞の社会面を開くか、テレビのスイッチを入れてニュース番組をみれば十分でしょう。そこには日本社会の劣化を示す具体的な事例が日々山ほど報じられています。しかもそれらはたまたま表面に浮かび上がったほんの一部、氷山の一角でしかないのです‥。

なぜそのような状況になってしまったのでしょうか?

背景にあるのはアングロサクソン・ユダヤ流の偏った思想です。個人主義の名のもと、義務をおざなりにして権利ばかりを主張する声が社会にあふれています。平等の美名のもと、最後には社会そのものを破壊してしまうほかない歪んだ悪平等の考え方が浸透しています。そのような偏った考え方が国際化、グローバリゼーションの名のもとに日本社会をその根元から腐食させているのです。

啓蒙思想といわれ、近代ヨーロッパ文明の根底をもなすそうした考え方は、どれもみな耳によく響き、一見真理のようにみえます。しかしながら、その本質はというと個人的な自我に至高の価値を置く「われよし」の発想でしかありません。そうした自我中心の考え方は人間の欲望を極大化させるばかりで、全体の調和というものを考えることがありません。そのような考え方の先にあるのはこの地球そのものの破壊でしかないでしょう。

現在の世界に混乱をもたらしている最大の要因もそこにあります。そもそも一神教的、唯我独尊的な思想にもとづくそうした考え方は、多神教的、調和的な思想にもとづく日本文化のそれとは本来相容れないものなのです。相容れない文明がひとつの社会に並立しており、そのためさまざまなところで機能不全を引き起こしているのです。パソコンのOS(オペレーティングシステム)にたとえれば、WindowsとMacOSを同じマシン上で無理矢理同時に動かしているようなものといえるでしょう。

そのため日本人の考え方も、本来よるべとなる原理原則を見失ったまま中途半端な形に歪んでしまいました。仮に江戸時代の日本人がタイムスリップしてきて、現代の日本人と話をしたなら、その考え方の違いに驚き、これはいったいどこの国の人間なのかといぶかしむにちがいありません。

見る目をもつ人ならば、日本社会がすでに精神的な焼け野原状態にあることが看て取れるはずです。わたしたちは日本の文化、いや日本文明の根幹をなす部分が破壊されつつあるのをいままさに目撃しているのです。

 

○日本精神の復興が急務

 

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では、日本文明の根幹をなす部分とはなんでしょうか?

日本精神です。

日本精神は日本人の精神性の土台をなすものとして何千年にもわたって日本文化、そして日本文明の根底を形作ってきました。長くなるので詳しくは説明しませんが、ここでは神道、儒教、仏教などをベースにこの日本列島の上で長い時間をかけて培われてきた徳目とだけいっておきましょう。

こうした徳目が人々の間に根付き、また自然との調和の中で生きるこの美しい日本の社会風土をかつて古人は「金気満ちあふれる神国」と讃えました。この「金気」という言葉、これこそが日本精神の本質を表したものといってよいでしょう。しかしその本源の光ともいうべき日本精神がいまこの日本列島から輝きをうしないつつあるのです。

日本精神を失った偽日本人など、その遺伝子がいかに純粋な日本人のそれであってももはや真の日本人とはいえないでしょう。それは体格や運動能力などの面で白色人種や黒色人種に到底およばない劣等人種であり、地球の辺境に住むただの少数民族のひとつでしかありません。せいぜい欧米の猿真似が関の山の二級民族としかなりえないでしょう。もちろん世界に対してもなんら影響をおよぼすことはできませんし、(もしそのようなものがいればの話ですが)この地球の支配者に対してもなんの脅威をもたらすこともありません。

この日本精神がいま解体の危機にあります。このままいけば、2000年以上にわたって連綿と培われてきた日本文明があとかたもなく消滅してしまいます。あるいはかつて歴史の中に消えていったマヤ人やネイティブアメリカン、アボリジニ、シベリアの少数民族などと同じ運命を私たち日本人はいまたどろうとしているのでしょうか。

 

○日本精神が消滅しつつある理由

 

しかし、ここで疑問も浮かび上がってきます。それは2000年来受け継がれてきた日本精神がなぜまたここにきて急速に消えつつあるのかという疑問です。それについては多くの人が同様の危機感を抱いているらしく、さまざまな説が唱えられています。

なかでも最近有力になってきているのが、敗戦直後、日本に進駐してきた連合軍、いわゆるGHQが意図的にそうしたという説です。その理由もまた様々ですが、背景に日本人への敵対心があったという点では多くの論者が一致しているようです。

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数百年にわたって支配者として君臨してきた植民地を、大東亜戦争により手放さざるをえなかった白人にとってみれば日本はたしかに憎んでもなおあまりある不倶戴天の敵であったことでしょう。実際かれらは日本人を物理的に抹殺しようと試みたことさえあります。二度にわたる原爆投下がそれです。放射能による遺伝子損傷という事実に対してアメリカがどこまで認識していたかはわかりません。けれど、すくなくともあの当時、かれらが日本人を無差別に殺傷し、その子孫の未来までも奪おうとしたことはまぎれもない事実です。

もっとも物理的、生物学的にひとつの民族を消滅させるのはそう容易ではありません。まして当時はナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺という事実が世界中に衝撃をもって伝えられつつあった時代です。いかにアメリカといえど、ナチスドイツと同じような悪魔的な計画を強行するわけにはいかなかったでしょう。それでは戦勝国としての大義名分が立たないからです。それに国際世論も黙っていなかったでしょう。

そこで「やつら」が謀ったのは巧妙な路線転換です。物理的、生物学的な抹殺から文化的、精神的な抹殺へと路線を転換したのです。具体的には、日本的な伝統・習俗を禁止あるいは消滅させる一方で、欧米的な考え方、習慣を少しずつ日本社会に浸透させるようにしたのです。これならただの文化交流の延長としかみえませんし、当然誰からも非難されるいわれもないはずです。しかし、もちろんこれはただのカモフラージュにすぎません。その裏にある目的はあくまでも「日本人が二度と反抗できないよう腑抜けにさせる」ことです。そしてその目的さえ達成できれば、「日本人抹殺計画」は事実上完遂されたも同然なのです。

もちろん、このような説はどれもたしかな証拠があるわけではありません。あくまでも当時の状況や現在の結果などから導かれたただの仮説であり、推測でしかありません。また日本精神が劣化したのにはとくに理由などなく、自然に、あるいはとくに戦後のグローバリゼーションの必然としてそうなったのだという見方もできるでしょう。したがってここに挙げたような日本人抹殺計画などというのも思い込みのはげしい一部の人によるたんなる被害妄想であり、よくある陰謀論のひとつにすぎない、といって一笑に付すこともできるはずです。なので、これについてはこれ以上立ち入らないことにします。

しかし、いまの社会をみるかぎり日本人抹殺計画とまではいかずとも日本人弱体化計画のようなものがあると思わざるをえないのも事実なのではないでしょうか。またそのように考えないと説明がつかないことも実際すくなくありません。いずれにせよ、日本という国の根幹をなす部分が今現在なんらかの理由で腐食しかけていることだけはまぎれもない事実といえるのではないでしょうか。

だからこそ、私たちはそのような危機から日本を救い出さなければならないのです。

 

○世界の行き詰まりを打破できるのは唯一日本のみ

 

ここでもうひとつおさえておきたいことがあります。それは、日本が消滅したらなぜ困るのかという素朴な疑問です。

もちろん日本人が物理的に消滅するとなったら私たち日本人にとってはゆゆしき一大事です。問答無用でこれを阻止せねばならないのはあきらかです。

しかし精神的、文化的な面での消滅ということであればどうなのかーー。たしかに日本人としては残念ではあるもののそれは時代の流れであり、劣化とか消滅とかいうことではなく、むしろひとつの進歩の形なのではといった見方もできるはずです。

しかし、「日本の消滅」というのはじつのところ私たち日本人ばかりの問題ではありません。それはこの世界、この地球人類全体にとってもきわめて重要な問題なのです。なぜそういえるのでしょうか? なぜなら日本がなくなってしまったら、この世界の未来もなくなってしまうからです。

この世界(ユダヤ・ヨーロッパ文明という意味ですが)が行き詰まっていることはあきらかです。それは欧米の知識人をふくむ多くの識者によって以前から指摘されてきたことでもあります。

そうした行き詰まりの象徴ともいえるのが、近年における極端な富の不均衡です。いまや1%の大金持ちが世界の富の半分を所有し、残り99%があとの半分を分け合っているといわれています。

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これは金融封建制という名の新たな奴隷制度です。このままいけば、私たちの99%は、かつての中世の農奴と同じように生まれてから死ぬまで、その一生を奴隷としてすごさなければならなくなるでしょう。いや、あらためて私たちの社会を見回してみればわかる通り、実際すでにそうなってしまっています。

もちろん、こうした行き詰まりをどう打開するかについても長年議論されてきました。けれど、ユダヤ・ヨーロッパ文明のなかにそれを探すのはもはや絶望的とされています。ユダヤ・ヨーロッパ文明の異母兄弟ともいえるイスラム文明についても同様です。いくつかのヒントは含まれているもののシステム全体としてユダヤ欧米文明にとって代わるだけの能力がないことは誰の目にもあきらかです。

中国文明もまたしかりです。中国文明がユダヤ・ヨーロッパ文明に代わってこれからの世界のスタンダードになれる可能性はほとんどありません。万が一そうなったとしてもそれはまた別の悪夢のはじまりであることは中国の歴史と現状を知る人であればうなづけるでしょう。

そうしたなか、唯一可能性があるとされているのが、私たちの日本文明です。多神教、アニミズムを基層にもつ日本文明は、ヨーロッパ文明ともイスラム文明とも、また中国文明とも異なる体系をもつ独自の文明です。このことに気づいた世界の知識人の中には現状の突破口として日本文明にひそかな期待をかける人がしだいに増えてきています。いくらバージョンアップをしてもさらなる混乱をもたらすものでしかなくなった西洋文明という現在の世界を動かしている古いOS(オペレーティングシステム)を根本から刷新できるのは、日本文明というまったく新しい体系をもつ独自のOSだけだというのがその期待の中身です。

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すなわち日本文明こそが、この世界を混乱と堕落から救い出せる唯一の可能性であり、希望の星だというのです。しかしもし日本が消滅してしまったら、こうした地球文明の入れ替え作業は不可能になってしまいます。だからこそ日本という国がこれほど重要なのです。だからこそ、私たちはどうしてもこの日本という国を消滅させてはならないのです。

そして、そのための鍵となるのが日本精神の復興です。なぜなら日本文明の根幹をなすのは日本精神だからです。すなわち日本精神を取り戻すことはそのまま日本文明を救うことになり、さらには世界全体を救うことになるのです。

 

○歴史戦で取り戻す日本精神

 

では、どうすれば日本精神を取り戻せるのでしょうか? これに対して私は歴史戦への対抗から始めることを提案します。

なぜでしょうか? 理由は歴史というものが国家や民族の精神を形作るうえできわめて重要なものだからです。

国家および民族の歴史ーー集合的記憶ーーは個人の記憶と同じ性質をもっています。いうまでもなく個人の場合、過去の記憶、とりわけ幼少期の記憶はきわめて重要です。それらは自己イメージやアイデンティティ、さらには性格を形作る土台となります。同様に国家の歴史も国民精神を形作るうえで重要な材料となります。

社会学者のアンソニー・D・スミスはこう言っています。「記憶(歴史)なくしてアイデンティティなし。アイデンティティなくして国民なし」と。

まさにその通りでしょう。

逆に正しい歴史認識なくして正しい国民精神の発露はありえません。歪んだ歴史認識の下では国民精神自体ゆがんでしまいますし、自虐史観の下では才能や創造性までもが萎縮してしまうからです。すなわち私たちが日本精神を取り戻すためには、まずなによりも正しい歴史を取り戻すことが先決なのです。

さらに歴史戦から始めることにはもうひとつ理由があります。それは現在、世界に蔓延している日本を悪玉とするねつ造歴史が、日本人のそればかりでなく人類全体の精神までもゆがめているという事実です。

旧連合国によってでっちあげられたこのねつ造歴史は日本を悪玉とすることで、自らの残虐な植民地支配、すなわち人種差別や現地民の奴隷化、さらには大量虐殺といった悪行を覆い隠そうとするものにほかなりません。

しかし、このねつ造歴史はいうまでもなくまったくのでたらめです。

それが嘘であることを示すには、戦後世界がいまもなお戦争に明け暮れている現実を指摘するだけで十分でしょう。

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仮に戦前、世界平和を乱す元凶が日本あるいはドイツであったとしたなら、それを打ち破った戦後世界は完璧なとまではいえなくともそれなりの平和が樹立できているはずです。しかし、旧戦争当事者たちの自己満足的な眼鏡を外したうえで戦後世界の歩みを見直してみれば、それがまったくそうでないことはあきらかです。どこからどうみても平和で安定した歩みだったようにはみえません。終戦後もほぼ切れ目なく世界各地で戦火が続いてきましたし、もちろんいまもなおあちこちでテロや暴動が頻発しています。しかもそうした争いは減るどころかむしろますます増えているのです。

なぜでしょうか? 日本悪玉論が真っ赤な嘘だからです。嘘だから、たとえ日本を押さえつけたところで問題が解決するはずなどないのです。そもそも世界平和を乱す原因は戦勝国側にあったのです。にもかかわらず、戦勝国は戦勝国であるという理由だけで、敗戦国である日本とドイツだけに戦争のすべての原因を押し付けて、自分らは知らんふりを決め込んでしまったのです。

しかし当然ながら、戦争をひきおこした背景にある真の原因についてはその根本的な部分がまったく手つかずのままです。かれらはその真実に向き合おうとせず、いまもなお自分たちに都合のよい勝手なルールと解釈で世界を支配し続けています。そうした身勝手なルールと解釈が、そしてそこから生じる矛盾や不正義に対する不満がテロや暴動となって世界各地で噴出しているのです。

 

○洗脳支配の時代

 

さらに嘆かわしいのは、こうした戦勝国側の問題に対して異を唱えることがいまもなおタブーとなっていて、自由な議論ができない状態にあることです。

たとえばナチスのホロコーストや日本悪玉論に少しでも疑義を呈しようとする者に対しては、世界中から一斉に非難の声が浴びせられます。しかもそれらの多くは、事実にもとづく論理的な反論などではありません。大部分が感情的な非難です。ただの悪罵といってもよいでしょう。当然、まともな議論などなりたちません。そうして論点はうやむやにされ、場合によっては異を唱えた者は社会的に抹殺されてしまうのです。いや実際、肉体的に抹殺されてしまうことさえあります。

かつて迷信にとらわれていた中世の人々は、教会の教えに少しでも反するとみなされた人に有無をいわせず魔女のレッテルをはり、火あぶりをふくむ残虐な拷問をおこないました。いわゆる魔女狩りです。しかし21世紀に生きるわたしたちに彼らの愚かさを笑うことができるでしょうか。教会を戦勝国に、魔女を歴史修正主義者に置き換えてみてください。ここにあるのはまったく同じ構図です。

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またジョージ・オーウェルという作家は、その代表作『1984』というディストピア小説の中で、全体主義国家に洗脳支配され、自ら思考する能力をうしなった家畜のような民衆の姿を描いています。そこで印象的なのが、「ニュースピーク」と呼ばれるその社会独特の話法です。その新しい話法の目的は民衆が真実にたどりつけないようにすることです。たとえば政府機関の場合、軍隊を統括する部門は「平和省」であり、欠乏する物資を分配する部門は「豊富省」、体制に反逆するものを尋問し、拷問する部門は「愛情省」という具合です。これは嘘と真実を逆転させることでその本質を覆い隠すことを目的とした一種のレトリックです。要するに洗脳です。

勘の鋭い人であれば、どこかでみたような話だと思うでしょう。そう、白を黒と、鹿を馬といいくるめるこのようなレトリックは、いまもお隣の国が日常的に使っているお得意の宣伝手法です。かの国の報道官の言葉などはまさにそうしたニュースピークのオンパレードといえるでしょう。

もはやわれわれは、『1984』で描かれた洗脳社会のなかに生きているのかもしれません。

少し脱線してしまいました。話を戻しましょう。

いずれにせよ、ここからいえるのは日本悪玉論という嘘のあるかぎり、世界に平和はけっして訪れないだろうということです。すなわち歴史の嘘を正すことは、この洗脳支配から我々の魂を救い出し、この世界に真の平和を打ち立てることでもあるのです。

 

○みんなで歴史戦に参戦しよう!

 

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だから私はこうしてあなたによびかけているのです。この歴史戦に参戦してほしいとーー。一緒に戦ってほしいとーー。

日本人一人ひとりが声を上げることは政治的にはもちろん、戦略的な視点からみてもきわめて重要です。

最初は小さな声でも集まればやがて国全体の声になります。そして国全体の声になれば、それをより明確な意思表示としていつか世界に送り届けることもできるでしょう。

また日本人が団結することは、敵方の戦略をくじくうえでも効果的です。とくに効果的なのは中国のそれに対してです。

中国の反日プロパガンダ戦略は、日本国民に対する恣意的な二分法を前提に組み立てられています。大多数の良心的日本人とごく少数の極右という区分です。ここにあるのは、右派勢力がとるにたらない極少数のエキセントリックなグループであり、その主張には正当性がないように見せかける戦略です。中国お得意の張り子の虎戦略の応用バージョンといえるでしょう。

しかし、もしすべての日本人が中国の主張に反対していることが白日の下にさらされたならどうなるでしょうか。まず当然ながら、中国側の主張には説得力がなくなります。同時に「日本人全員が反対しているとはどういうことだ? これはただごとではないぞ」ということになり、その背景を自ら調べ始める人が世界中に出てくるでしょう。

そうなれば、中国が嘘をついていることは自ずとあきらかになります。つまり、日本人が心をひとつにして「ノー」の声を上げることは中国の反日プロパガンダを無力化させるうえで大きな力となるのです。

 

○われわれに託された父祖の思い

 

振り返れば80年近く前、私たちはちょうど今と似たような危機にさらされていました。そのままいけば、欧米の奴隷となるか、もしくは座して死を待つか、という絶体絶命の状況に追い込まれたのです。その時、われわれの父祖が採ったのは、どんな選択だったのでしょうか? それはいかにも日本人らしい選択でした。死中に活を求める、といえば聞こえはいいですが、実際には勝つ見込みのほとんどない絶望的な戦いにあえて挑んだのです。それが大東亜戦争です。

しかし勝つ見込みのほとんどない絶望的な道を父祖たちはなぜあえて選んだのでしょうか?

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それは永野修身海軍大将の次の言葉に端的に示されています。

「戦わざるも亡国、戦うも亡国。しかし戦わざるの亡国は精神の亡国である。 最後まで戦う精神を見せての亡国なれば、いずれ子々孫々が再起三起するであろう」。

たとえ、身は滅ぼうとも精神さえ健在ならばいつか再び日本人は決起するだろうと父祖たちは考えたのです。そうして自らの死と引き換えに国家としての将来を子孫に託したのです。

もちろん残念ながらというべきか、予想通りというべきか、日本は完膚なきまでに叩き潰されました。一時は原爆という非人道的な大量破壊兵器により日本人全員が文字通り地上から抹殺される寸前までいきました。

しかし、父祖たちはそれでもけっして絶望に陥ることはありませんでした。むしろ敗戦をバネに、今度は戦争のない平和で豊かな国をつくろうと全国民が一丸となって復興に邁進したのです。その甲斐もあり、やがて日本は奇跡的な経済成長を遂げることができました。しかも一時はジャパンアズナンバーワンと世界中から賞賛されるところまでその成功の階段をかけのぼったのです。そのような戦後の歴史をなぞるかぎり、日本はたしかに輝かしい復興を成し遂げたかのようにみえます。

しかし、それはあくまでも物質面での復興にすぎません。一方、精神面ではどうだったのでしょうか? 精神的なフィルターを通して現在の日本の姿を眺めれば、そこに広がっているのは殺伐とした荒廃しきった光景です。そこにあるのは倫理道徳が地に堕ち、自らの権利ばかりを主張することに長けたエゴのかたまりのような大衆が物欲に身を任せ、金銭欲の奴隷となり、生きる目的さえ見失い、ただうごめいているだけの醜悪きわまりない光景です。

これはまさに先人が忌避しようとした精神の亡国というものではないのでしょうか? ここにあるのは日本の根幹をなす日本精神がゆっくりと安楽死させられようとしている姿です。

私たちの国はいままさに精神的な亡国の危機に瀕しているのです。

このような亡国の光景を前に私たちはただ座視していてよいのでしょうか?

故人が切望したように、精神の亡国だけはなんとしても防がなければなりません。そのためには国体とその根幹をなす日本精神だけはなんとしても死守しなければなりません。

それは尊い命とひきかえにわれわれに託された父祖からの遺言でもあるはずです。

大東亜戦争の表面的な終結から約70年、物理的な破壊作戦の後の精神的な掃討作戦はいまもなお続いています。その最後のとどめとなる「日本精神抹殺計画」がほぼ成功裏に完遂されつつある今日、もしかしたら私たち日本人は歴史上幾度もそうしてきたようにふたたび立ち上がるべき時に来ているのかもしれません。

「精神の亡国だけは防げ」という父祖たちの思いに答えるためにも、そして世界を嘘と偽りの支配から解放するためにも‥。

 

 

 

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