【ニューヨークタイムズ】カンボジア虐殺と中国の不都合な真実

「中国は日本を非難する前に自分の歴史に向き合え」というニューヨークタイムズの記事に対する海外の反応

DOCUMENTATION CENTER OF CAMBODIA ARCHIVES

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歴史問題で日本を非難する中国。その中国自身がきちんと歴史に向き合っていないことを批判する記事がニューヨークタイムズに掲載されていました。そこでの議論を翻訳してご紹介いたします。

翻訳元→http://mobile.nytimes.com/blogs/sinosphere/2015/03/30/cambodian-historians-call-for-china-to-confront-its-own-past/

(以下、記事の要旨)

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中国は自身の歴史に向き合うよう促されている

●カンボジアの虐殺記念館のガイドは、見学客のなかに中国人がいるかどうかを尋ね、いないのを確認してから観光客にこう説明した。「クメールルージュによる1700万人にものぼるカンボジア人の虐殺の裏には、北京の中国共産党の存在があった」。

●中国人がいるかどうかを確認したのはなぜかと筆者が尋ねるとガイドはこう答えた。「彼らは、それは正しくないと言って怒りだすからです。そうして、私たちはいま友人同士じゃないか。過去の話はやめろ、と言うのです」。

●今年、抗日戦争勝利70周年記念を迎える中国政府は、その準備を進める一方で、日本政府に対して「歴史に向き合え。罪を認めろ」といままで以上に非難の調子を強めている。しかし、その非難は同時に中国政府にとって不都合な事態をも招いている。

●先週発行された人民日報の記事は、「歴史を書き換える試みは地域の安定を損なうものだ」として日本をつよく非難していた。

●李克強首相は、「国のリーダーは、その国の過去の犯罪に対しても責任を負わなければならない」とテレビを通して語った。

●一方、何人かの中国人歴史家は、建国初期に発生した大飢饉など、公式な歴史から消された史実を掘り起こそうと試みている。

●「中国政府は、自分に都合のよい部分を強調する一方、不都合な部分は無視している」と歴史家の張Lifanは言う。

●数ヶ月前、ある日本人も中国政府に対してみずからの歴史に向き合うよう促した。

●元外交官で評論家の宮家邦彦氏は、毛沢東が引き起こした大飢饉と文化大革命という史実に対して中国政府がきちんと向き合っていないとして非難した。

●宮家氏は言う。「80年前の歴史に向き合えと他国に要求するのなら、北京政府は50年代、60年代、70年代の歴史に対してもきちんと向き合えるはずだ。もちろん1989年の天安門事件についてもだ」。

●このところ北京政府は、いわゆる従軍慰安婦の強制性を否認するなど戦時中の戦争犯罪を軽視しようとする安倍晋三首相の行動を非難している。

●しかし、中国政府は東京の頑迷な歴史修正主義者と同じくらいかたくなに自らの過去の汚点を認めようとしない。

●カンボジアの歴史家グループは、ポルポトの虐殺に北京が深く関わっていたという事実を認めるよう中国に要求している。

●70年代、毛沢東は発展途上国の中での地位を高めるため、従属国をほしがっていた。そうして見つけたのがカンボジアだった。

●コーネル大学のメルサ博士は、クメールルージュが受け取った海外からの援助物資の90%は中国からのものだったと説明する。また「中国の援助なしにクメールルージュは一週間と持たなかっただろう」とも言う。

●2010年、駐カンボジア中国大使の張Jinfengは、当時中国がクメールルージュを援助したことを認める発言をしたものの、中国政府が支援したのは食料と農具だけだったと言っている。

●虐殺の生存者でカンボジアの資料センターの所長であるヨウク氏は、記録や証言を引用しながらこう反論する。「当時、中国人アドバイザーは監獄から指導部までどこにでもいましたよ」。

●中国の教科書には、クメールルージュと中越戦争に関する記述はない。抗日戦争と異なり、中越戦争がテレビのゴールデンタイムを占めることもない。その結果、そんな戦争があったことすら知らない大学生が増えている。

●また中越戦争などなかったことになっているため、中越戦争を戦った元兵士たちは十分な補償が得られず、苦しんでいる。

●それと対照的に朝鮮戦争については、かなり詳しく記述されている。しかし北朝鮮の侵攻ではじまったはずのその発端については、たんに「戦争が勃発した」としか書かれていない。

●歴史家の張Lifan氏は言う。「中国共産党が歴史に正しく向き合わないことは、中国の国際的な地位を損なっている」「きちんと歴史に向き合えば、その国際的地位が高まるばかりでなく、民衆の支持もえられるだろう」。

(以下、コメント)

地名(国名)の横の数字は「いいね」の数です。

 

マイアミ

ヒトラーとポルポトじゃレベルが違いすぎるだろ。ヒロヒトはアジアのヒトラーだった。日本はドイツ人のようにきちんと謝罪すべきだよ。彼らのように誠意ある謝罪をすればアジア諸国だってきっと許してくれるはずだ。


東京+2

アメリカは原爆を投下し、都市爆撃を行い、大勢の日本人を虐殺した。占領期間中、アメリカは焚書を行ったり、アメリカ兵による強姦事件を隠すなど自分たちに不都合な情報を隠蔽した。アメリカは、かつてネイティブアメリカンにそうしたように日本人を地上から抹殺しようとしたんだよ。


ニューヨーク

アメリカが原爆を投下したのは、戦争を終わらすためだったんだよ。君のような歴史修正主義者がいくら吠えたところで、南京虐殺やアジアでの数多くの虐殺、それにパールハーバーを正当化することはできない。原爆などの悲劇は、帝国主義的な欲望にとりつかれた日本がみずから招いた結果だ。自分はアメリカが原爆を使用したことを高く評価するよ。

 

カナダ

多くの国は、自国に都合の悪い歴史を隠しているものだよ。しかし、中国が日本を非難できないという趣旨は理解できる。状況は改善されつつあるとはいえ中国が他人のことをとやかく言えないのは明白だからね。ネットのおかげで、いままで闇に葬られていた歴史の真実が暴露されてきているのはいいことだ。まだ十分じゃないけど、いつか真実があきらかになる日がきっとくるよ。


英国

中国の状況は、むしろ悪くなっているよ。靖国や南京、慰安婦といった歴史問題で日本を叩く一方でやつら、こっそりと東南アジア海域で軍事基地をつくって国境線を引き直そうと試みているんだよ。

 

バージニア

中国の何が腹立たしいかっていうと、こういうところなんだよ。一方で、忘れてならないのは、中国のベトナムへの「懲罰戦争」をアメリカが容認していたってことだ。その当時、アメリカはちょうど中国と国交回復をしたばかりだった。ベトナムがクメールルージュを追い払ったことは、人道上からいっても正しいことだった。しかしアメリカは、中国との関係にヒビが入るのを恐れてベトナムをのけ者にしたんだよ。

 

メイン州+1

うまく行ってる時は、誰もあえて波風を起こそうとしないもんだよ。ましてややこしい歴史問題なんて持ち出さないよ。いうまでもなく、そういった問題はそのうち解決されるさ。しかしそれは資金が底をついた時だよ。そうなったら、さあてどうなるか。成金から再び貧乏人に落ちたあの華麗なるギャッツビーの物語の再現だよ。…おい、シャンペンはもうないのか?

 

カナダ+3

たしかに中国はその過去を積極的に宣伝することはしないけど、研究者がそれを研究するのは、認めているよ。たとえば大躍進時代の大飢饉の真相を暴いたジャーナリスト、楊継縄なんかは、いまも国営新華社通信で高い地位にあるよ。

 

カナダ+3

アメリカもクメールルージュを支援していた事実を無視して、中国ばかり悪者にするのは都合がよすぎるよ。あれはソ連、ベトナムに対する東西冷戦の一環だったわけだし。
中国がその過去に真摯に向き合う必要があるのは当然だけど、ポルポトの虐殺を間接的に支援した中国を直接市民虐殺をおこなった日本と同列に非難するのはおかしいと思うよ。

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ニューヨーク

中国は希少動物の殺害をやめるべきよ。象牙や虎の剥製などを飾るのは、愚かな行為だわ。
過去の歴史は変えられない。けれど将来、動物たちの絶滅という悲劇の歴史をつくらないためには、いま私たちが希少動物の殺害をやめるだけでいいのよ。

 

カナダ+4

そうだ。アメリカはクメールルージュとは無関係なふりをしろ。


カリフォルニア+3

カンボジアで数百万人が死んだところでアメリカにとっちゃ、別にたいしたことじゃないよ。それより俺が非難したいのは、ネイティブインディアンのことだよ。アメリカは彼らをほとんど絶滅寸前まで追いやったんだ。アポロ計画や原爆もたいしたもんだけど、民族抹殺にかけちゃあアメリカの右に出るものはいないよ。

 

香港+3

日本軍と正面から戦ったのは国民党軍だ。彼らは今年その戦勝70周年記念行事を台湾でひっそりと行う予定だ。一方、当時、日本軍とは戦いもせず山に隠れていただけの中国共産党は大々的なパレードを行うというんだから馬鹿げた話だよ。正統性の疑わしい政府ほど、他国の歴史的過ちを叩く傾向があるようだ。韓国も同じだよ。戦後、韓国政府をつくったのは、元日本軍の協力者たちだ(今のパククネ大統領の父親もそうだった)。そんな韓国が、歴史問題で日本を叩いているってんだからお笑いぐさだ。そのうえ中国の対日戦争勝利記念行事に招かれたパククネ大統領は、それを喜んで受けたというからあきれるよ。

 

自虐史観撲滅カレンダー2017

ロサンゼルス+3

そうだ。中国は過去に向き合うべきだ。アメリカが過去、ピノチェトやムバラクなどの独裁政権を支援していたことを認めたようにね。


カナダ

NGOによるとイラク、アフガニスタン、パキスタンでの死者は膨大な数にのぼっている。アメリカはそれに対して責任がある!


カナダ

そうだ。一度アメリカのプロパガンダをひっぺがしたら、どこが本当の殺人国家かわかるはずだ。

 

トロント+5

なるほど、ニューヨークタイムズが中国バッシングのための場所をまた作ってくれたというわけだな。


西洋

五毛党乙+7


ニューヨーク+4

いつだって「歴史の真実」が議論される時は、「中国バッシング」と呼ばれるのさ。

 

カリフォルニア+2

各国がそれぞれの歴史に向き合うというのは、いいアイディアだ。とくに中国とアメリカはそのための協同プロジェクトを立ち上げるべきだね。その結果、どんな歴史の真実が出てくるか、ふたを開けてのお楽しみってところだけどな。

 

ペンシルバニア州+5

文化大革命や大躍進などは、中国ではすでにその誤りが政府によって公式に認められているし、いまも議論の的になっているらしいよ。

 

オハイオ+1

20年ほど前、あるジャーナリストの会合で中国に行ったことがある。そこで会った人民日報の編集者は慇懃無礼でいかにも情け容赦のない役人といった印象だった。あいつも天安門事件の際、政府による市民虐殺に賛同したんだろうな。

 

カリフォルニア

中国政府の見解は明快だ。自国民を虐殺するのは許されるが、外国軍によるそれは許せないということだよ。

 

コロラド+1

現在をコントロールする者は、過去をコントロールする。そして過去をコントロールする者は未来をコントロールする。ーージョージ・オーウェル

 

USA

中国共産党は、「事実から真実を学ぶ」という自らの教えが実行できてないようだな。

 

シンガポール

中国が過去の歴史にきちんと向き合うことはまず期待できないだろう。それは人民統治のために不可欠の道具だからね。

 

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フロリダ+13

この記事は中国政府の偽善性をあきらかにしている。中国の若い世代は、中国共産党が犯した犯罪についてほとんど教えられない代わりに抗日ドラマを毎日見せられている。一方日本では、政府が積極的に教えることはなくても、学生たちは自由に歴史を学ぶことができる。若い世代の中国人がはたして今後どうなっていくのかは興味深いね。かれらは死ぬまで日本を憎しみ続けるのだろうか。


西洋

公平を期すためにいっておくが、中国にはアンチ西洋ドラマもあるよ。

 

サンフランシスコ+10

で、西洋はいつ歴史に向き合うんだ。中国で共産党が政権を握ったのは、もとはといえば西洋が中国を植民地にしようとしたからだろ。もしカンボジアを支援した中国共産党が非難されるなら、その中国共産党を生み出すきっかけをつくった西洋の責任でもあるということになるぞ。文字通りこの世界を征服しようとした西洋が、中国を非難できるのか?


ニューヨーク+6

こりゃまたばかげた理屈だな。銃による殺人はみな火薬を発明した者が責任を負うべきというわけか?


ダークサイド+3

ちょっと待て。世界を征服しようとしたのは、何も西洋諸国ばかりじゃないぞ。ただ西洋はそれに成功したってだけだよ。それと、西洋では学問の自由が保証されている。すくなくともここじゃ、ベトナム戦争がなかったと考えている者などひとりもいないぞ。

 

サンフランシスコ+29

中国共産党は、そのプロパガンダによって国民をだまし続けている。とくに日本をスケープゴートにすることでナショナリズムをあおり、みずからの血塗られた歴史を国民の目からそらしているんだ。そういう視点からみるといまの中国の経済的成功は、腐ったケーキのようなものだよ。

 

カリフォルニア+7

これは次元の異なる話だよ。悪事をみずから直接行うのと、それを間接的に支援するのとでは全然違う話だ。自国民を弾圧するのと他国を侵略するのとは違うってことだよ。韓国がいまも日本を非難し続けていることやアメリカが靖国参拝に反対しているのは知ってるだろ?


ニューヨーク

中国は、日本を非難するより自らの歴史に向き合うべきだと思う。自国民を殺した歴史を認めない中国がクメールルージュを支援した歴史を認めるはずがないと思う。


西洋

たしかにアメリカは人のことはいえないが、君のコメントも弁解がましいよ。中国共産党の論理=卑怯な論理だよ。


英国

靖国参拝問題は、中国共産党のプロバガンダが生み出したでっちあげだよ。神道の考えでは、死んだ人はみな神聖な存在になるんだ。だから日本人が戦争犯罪人を崇拝しているというのは誤解だ。靖国を非難するアメリカ人は、中国共産党の策略に乗せられてるんだよ。もっと賢くなれ。日本は本来平和的な国だよ。

 

香港+16

西洋人はなぜ日本より中国の味方をするのだろうか。中国は80年前のことをいまだに非難し続けているが、日本はいまやどこよりも平和な国だ。われわれ香港人はソビエトのプロパガンダとずっと戦ってきたが、相手が中国となるとどういうわけか力がなえてしまう。文明への脅威という意味では、中国の方がはるかに危険な敵だというのに。

 

台北

中国の歴史は改ざんとでっち上げの歴史だよ

 

ニューヨーク +36

これは中国共産党がいかに欺瞞に満ちているかをを示すいい例だよ。彼らは、年がら年中、日本を非難する一方で、日本よりはるかに非道な虐殺者である毛沢東を讃えているんだからね。

 

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非難の矛先を変えようとしているのか、工作員が議論の腰を折ろうとがんばっているようです。そのせいか「人のこといえないだろ」とアメリカがけっこう叩かれていました。アメリカさん、やぶへびでしたね(笑)。一方で、本質を理解したコメントも散見されました。心強いかぎりです。

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Comment

  1. ななし より:

    「なにもあやまることはありません。日本軍国主義は中国に大きな利益をもたらしました。おかげで、中国人民は権力を奪取しました。日本の皇軍なしには、わたくしたちが権力を奪取することは不可能だったのです。この点で、わたしとあなたの間には、意見の相違と矛盾がありますね」毛沢東さんの歴史認識からすれば、中国人より政権奪取だったのでしょう。

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