天安門事件を認めない中国政府は、南京虐殺を認めない日本政府と同じアル。これでよろしアルね?

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天安門事件とは?

さる6月4日は、中国で天安門事件が起こった日です。天安門事件といってもあれからもう26年、若い人の中にはピンとこない方もいるでしょう。

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天安門事件というのは1989年のその日、民主化を求め、天安門広場で集会を行っていた学生らが人民解放軍によって武力弾圧された事件です。正確な死傷者数は不明ですが、少なくない人が死亡または負傷したことは映像や証言などからみても間違いなく、当時、弾圧を指示した中国政府は世界中から指弾されました。

ところが、中国政府はその後、この事件はたんなる民衆暴動であり、死傷者もそれほど多くなく「虐殺」というのは当たらないと主張するばかりか、国内に対しては事件そのものがまるでなかったかのようにふるまい続けています。当然、この事件に関する一切の情報が遮断されていますので、中国国内ではとくに若い人のなかにこの事件を知らない人が多くなっているといいます。

しかし、天安門広場に集結した戦車やその前にたちはだかる中国人男性(上の写真=「戦車男」という名で有名になった)、さらに銃撃を受けたり、戦車にひき殺されたりして血まみれになった人々の生々しい写真や映像がネット上に数多く拡散されていることもあり、それをなかったことにしようとする中国政府とそれを非難する人々との間でいまも押し問答が繰り返されています。

この天安門事件の動画についた最近のコメントを集めてみました。

 

 

Tank Man 戦車男

 

●この戦車男の話はすごいよね。でももっと驚くのは、今の北京大学生がこの事件のことを知らないことだよ。

 

●多くの中国人がこの事件を知らないのは悲しむべきことだ。この事件に関する情報はすべて政府によって遮断されてしまっている。多くの中国人は西欧に留学して初めてそのことを知るんだけど、最初はまったく信じられないようだね。

 

●まったく共産党はとんでもねえマザーファッカーだよ。

 

●アメリカも同じことをやるよ。もうすぐね。

 

●俺はこの男を尊敬するよ。

 

●今日で26年経ったのか

 

●中国政府の検閲はいまもなお続いている。多くの中国人がそれを直視してくれるよう望むよ。


検閲ならヨーロッパにもアメリカにもあることを知らないのか?

 

●この戦車男は、映画『ダークナイト』のエンディングを思わせる。彼のことを誰も知らない。だけど彼は希望のシンボルであり続けるんだ。

 

●誰もが奴隷制度と戦うべきだ!

 

●中国はゴミだな。


いまや中国なしには多くのことが立ち行かなくなっているよ。

 

●これが僕が銃規制に反対する理由だよ。とくに政府が腐敗した場合には、自分たちを守る術がなくなる。そしてこれが共産党が国民を支配するためのやり方なんだよ。

 

●せめて自分の国だけはこんな暴虐な中国と関わらないでもらいたいと思う。


どこの国も似たようなもんだよ。違いはヨーロッパ諸国はもっとうまくやるというだけだ。たとえばイギリスだったらデモ隊を戦車をひき殺した後、その事実をメディアから隠すだろうよ。

●「この街から出て行け。ここはあんたらの来るところじゃない」。この男はおそらくそう言っていたんだろう。それにしても本当に勇敢な男だよ。信念の力強さを感じる。

 

●今日がまさにその日だ。しかし(今日の北京はいつも通り)平和だ。もちろんそれは不気味な沈黙という意味だけどね。

 

●これに関して、中国政府と西洋諸国が制作した「主観的」な動画は数多くある。だけど「客観的」な動画はまったくないんだよな。

 

●中国には朝鮮戦争の前に原爆を一発お見舞いしてやるべきだったんだよ。

 

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5 Things You Don’t Know About the Tiananmen Square Massacre | China Uncensored
天安門事件ーーあなたが知らない5つのこと

●いわゆる「天安門事件」なるものはなかった。これはアメリカのプロパガンダだ。

 

自虐史観撲滅カレンダー2017

●どうしてアメリカのことは取り上げないんだ?

 

●ここにはせいぜい2割程度の事実しか含まれてないよ。天安門で虐殺などはなかった。戦車男にしても、人民解放軍は彼をひき殺そうとはしなかったし、彼自身も結局、駆け寄った友人によって戦車から引きおろされたんだ。同じことをニューヨークでやってみな。たちまち殴り殺されるだけだから。

 

●このレポーターが言っていることは事実としては正しいが、残念なことに解釈が間違っている。

 

●これらは本当にただの誤解なの? もしくは「ささいな出来事」だったの?

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●中国政府は偽善者だ。自国民を殺したことに謝罪もせず、第二次世界大戦中の「日本の戦争犯罪」ばかり責め続けている。


中国共産党が自国民を殺したからといって、日本が謝罪しなくてもいいということにはならないだろう?

日本はすでに何度も謝罪した。なのに中国はいつも謝罪の仕方が悪いとか重箱の隅をつつくようなことばかりやっている。日本は永久に謝罪し続けないといけないのか?

残念ながらそれが中国というもんだよ。

 

●あんたらレポーターは当時、あの場所にいて何が起こったのかその目で目撃したのかよ? 西洋のマスコミがでっちあげたものを鵜呑みにしているだけだろ?

 

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What Happened in Tiananmen Square? 天安門広場で何が起こったのか?

 

●嘘くさいレポートだな

 

●これが非道なことだと思っているなら、ケント州立大学事件をググってみな。もちろんそれほど多数の犠牲者が出た事件ではなかったけど、殺された学生たちは天安門の学生たちと同様、多くのアメリカ国民から支持されていた。こういうのは何も中国ばかりで起こるわけじゃないよ。

 

●中国共産党はもう余命幾ばくもない。中国は経済的、社会的に大きな変化に直面している。崩壊は不可避だよ。

 

●くそったれな中国

 

●ギャングどもが支配する国だからね

 

●典型的な欧米のプロパガンダだな。天安門で虐殺などはなかった。真相はこうだ。学生たちは最初、授業料値上げに反対するデモを行っていた。そうしたところ一部の者が破壊活動を始めたため、人民解放軍が出動した。ほとんどの学生は数日後には釈放された。もちろん多くの学生が負傷したのは事実だけどね。だから欧米メディアがこれを「虐殺」と呼ぶのは正しくない。欧米諸国は自分たちの理念に従おうとしない国をただ貶めようとしているだけだよ。
(管理人ツッコミ:このコメント、一読すると「天安門事件を否定する中国共産党支持者」の愛国的なコメントのように思えますが、言外に「南京事件を否定する頑迷な日本人右翼」をほのめかすようなところもあり、そのまま額面通りには受け取れないようです。ハンドルネームが「五毛党」(一コメント五銭で中国共産党に雇われた工作員の意)というのも意図的につけたもののようで、どうも裏がありそうなコメントです…。)

 

●いまも中国や北朝鮮のような抑圧的な国があるなんて信じられないよ。まあ中国が西洋列強に勝てなかったのはそれが理由だけどね。いずれにせよそのうち民衆反乱でひっくり返るだろうよ。

 

●戦車男は英雄だ!

 

●アメリカは世界にとって脅威じゃないの?

 

●欧米メディアは嘘つきだ。最初に解放軍を攻撃したのは学生たちだ。解放軍はそれに反撃しただけだよ。信じられないというならググってみろ。くそったれどもめ。

 

●あの戦車男がその後、どうなったのか誰か知らない?

 

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日本を中国レベルに貶める新たなプロパガンダ手法か?ーー天安門事件と南京虐殺をめぐる厄介な構図

「南京虐殺を認めない日本政府」と「天安門事件を認めない中国政府」という構図ができつつあるようです。これはなんとも厄介な構図です。ふたつの事件が「歴史に逆行するアジアの保守的な政府」という共通項でくくられてしまったら、日本政府が中国政府並の反民主主義的な政府とみられてしまうばかりか、場合によっては「ふたつの事件とも事実である」という論理的飛躍が生じかねないからです。

これが中国政府による意図的な作戦なのかどうかはわかりません。けれどもしそうだとしたら、これほど巧妙な作戦もそうないといえるでしょう。みずからに向けられた矛先をかわすばかりでなく、その盾として日本までも矢面に立たせてしまうことができるのですから…。しかも、もともと国際的な信用など皆無に近い中国政府のこと、いまさら国際社会から非難されたとしても痛くもかゆくもありません。そうなると、この構図でダメージを被るのはひとり日本だけということになってしまいます。そしてもしそうなったら、日本側は南京事件をめぐる情報戦でようやく挽回できた分をふくめすべてリセットされ、ふたたびふりだしに戻るということになってしまうでしょう。

そうなることを避けるためにも日本は中国と同じ土俵に上がらないよう気をつける必要があります。具体的には情報戦において日本側は感情的な言動を慎み、あくまでも事実にもとづく論理的かつ冷静な議論をすべきです。そうしないと、西洋人からみたらいずれも同じ狂信的な愛国主義者の戯言とされてしまい、結果的に南京虐殺と天安門事件が同列に扱われることになってしまうからです。

ちなみに、天安門事件当時、歩道橋からつり下げられた黒こげの焼殺体の写真があったのをみなさんは覚えていらっしゃるでしょうか。以前は、検索すると出てきたのですが、最近はまったく出て来なくなってしまいました。中国政府の検閲は、中国国内ばかりでなく国外にも及ぶようになっているようです。なんとも不気味な流れです。

 

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これは情報戦です。敵は嘘を拡散しています。私たちは真実を拡散して対抗しましょう。この記事が拡散されることはそれだけ敵にダメージを与えることになります。情報戦の勝利のために積極的な拡散をお願いいたします。

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Comment

  1. 特命希望 より:

    >ちなみに、天安門事件当時、歩道橋からつり下げられた黒こげの焼殺体の写真があったのをみなさんは覚えていらっしゃるでしょうか。以前は、検索すると出てきたのですが、最近はまったく出て来なくなってしまいました。中国政府の検閲は、中国国内ばかりでなく国外にも及ぶようになっているようです。

    それ「学生に殺された」中国兵の遺体ですよ。記事を読めなくしたのはロイターの方です。お門違いの批判はおやめになるべきでしょう。
    http://www.gregoryclark.net/jt/page85/page85.html
    http://www.gregoryclark.net/jt/page116/page116.html

    ・ デモが収まってきた段階で、北京は残った学生を広場から排除しようと非武装の軍隊を送り込んだ。これらの軍隊が抗議行動の群衆からなぶられ阻止された時、北京は急きょ武装した軍隊を送り込む決断を下した。だが彼らの車両も阻止された。
    それらの車両はまた、火炎瓶攻撃を受け、中の兵士が焼き殺された。(ロイターは焼死した一兵士が高架橋から紐で吊り下げられた写真をいまだ非公開にしている)

    • ブログ主 より:

      重箱の隅、突っつき工作、ご苦労様です。その他のものも含めて、異常な必死さが伝わる良いコメントばかりだと思います。本当にありがとうございました。

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